ロッテの本拠地・千葉マリンスタジアムの人工芝は老朽化が目立つが、所有者の千葉市が財政危機のため張り替えが暗礁に乗り上げている。窮余の策として、ロッテが自腹を切る「ウルトラC」もささやかれているが…。
年明け早々の4日、ロッテ選手会長のサブロー外野手(33)、瀬戸山隆三球団社長(56)らが千葉市役所を訪れ、熊谷俊人市長(31)に2011年シーズン前の張り替えを求める要望書を提出した。
サブローが「人工芝が寝てしまって下のクッションがデコボコ。スパイクが引っかかり、雨が降ったら滑るのでけが人も結構出た。他球団から要望もきたし、(老朽化した人工芝は)球団の恥、千葉の恥でもある」と訴えるなど、会談は約50分間におよび白熱した。
熊谷市長はオリオンズ時代からのロッテファンで、現役選手ではサブローが大のお気に入りとあって「弱いですよね」と複雑な心境。「緊急性は十分に理解している」としつつも、1兆円以上の借金を抱える市の財政は「鼻血も出ない状態で『鼻血を出せ』と言っても出ない」。財政再建をうたって当選した市長だけに、来年度予算に盛り込むのは「現実的に極めて厳しい」と話した。
だが今の人工芝が限界なのもまた現実。「11年に(張り替えを)やるにはどういう方法があるか、ロッテさんと一緒に工夫したい。いろんな案がある。ウルトラCを考え合いたい」とも。球団関係者によれば、“離れ業”のひとつがロッテが肩代わりする方法だ。
そもそも、千葉市の持ち物にロッテが身銭を切るのは筋違い。だが金額だけでみれば、バレンタイン前監督に5億円もの年俸を払っていた球団にとって、数億円とされる工事費は「鼻血が出る」ほどのレベルではない。タダで改修してもらえるなら市にとっては渡りに船だが、タフネゴシエーターの瀬戸山社長は果たしてどんな交換条件を持ちかけるか。
ロッテは04年の球界再編問題の際、さまざまな規制を盾に球場外での露店営業の認可などを渋っていた千葉市に対し、ダイエーと合併しての福岡移転をにおわせて、規制を大幅に緩和させた実績がある。
慎重な口ぶりの熊谷市長とは対照的に、瀬戸山社長は「市長からは『11年に新しい芝にはしたい。何としてでもやりたい』とのお言葉をいただいた」と勝算たっぷり。会見後は市長室でサブローとお茶で乾杯する余裕まで見せていた。タダより怖いものはない!?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100105-00000012-ykf-spo************************************************************
思った以上にマリンスタジアムの人工芝はひどい状態のようですね。ここはロッテにお金を出してもらって、その代わりに5億円分のネーミングライツを千葉市の施設で利用してもらうのはいかがでしょうか。
posted by tiba2008 at 10:04|
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